物件タイプ別
借地権とは?売却方法と注意点を解説
公開: 2026年1月10日
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借地権とは
借地権とは、建物を建てる目的で土地を借りる権利のことです。土地の所有者(地主)から土地を借り、その上に自分の建物を建てて使用することができます。
借地権には主に以下の種類があります。
普通借地権
- 契約期間: 30年以上
- 更新が可能
- 正当な理由がない限り、地主は更新を拒否できない
定期借地権
- 契約期間: 50年以上
- 更新がない(期間満了で終了)
- 期間満了時に更地にして返還
借地権は売却できるのか
結論から言うと、借地権は売却可能です。
ただし、売却には地主の承諾が必要です。地主の承諾なしに売却すると、借地契約の解除事由になる場合があります。
借地権売却の流れ
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地主に売却の意思を伝える
- 事前に相談し、承諾を得る
- 承諾料(名義変更料)の確認
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買い手を探す
- 一般の不動産市場での売却は難しい場合がある
- 専門業者への売却も検討
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売買契約の締結
- 地主の承諾書を取得
- 売買契約を締結
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決済・引渡し
借地権売却の注意点
1. 地主の承諾が必要
借地権の売却には必ず地主の承諾が必要です。承諾が得られない場合は、裁判所に「借地非訟」の申立てを行うことも可能ですが、時間と費用がかかります。
2. 承諾料が必要
一般的に、借地権価格の10%程度の承諾料(名義変更料)が発生します。
3. 買い手が見つかりにくい
借地権付き建物は、以下の理由から一般市場では買い手が見つかりにくい傾向があります。
- 土地の所有権がない
- 地代の支払いが継続
- 更新時に更新料が発生する場合がある
借地権の売却先
借地権の売却先としては、以下が考えられます。
1. 地主への売却
最もスムーズな方法です。地主が買い取ることで、土地の完全所有権を回復できます。
2. 第三者への売却
地主の承諾を得た上で、第三者に売却します。
3. 専門の買取業者への売却
借地権を専門に扱う業者に売却する方法です。地主との交渉も含めて対応してもらえる場合があります。
まとめ
借地権は複雑な権利関係を伴うため、売却が難しいと感じる方も多いでしょう。しかし、適切な方法と専門家のサポートがあれば、スムーズに売却することが可能です。
お持ちの借地権の売却でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。