物件タイプ別
境界確定の費用と方法|測量費用の相場
公開: 2026年1月10日
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境界確定とは
境界確定の目的
境界確定とは、隣接地との境界線を明確にすることです。
目的
- 土地の範囲を明確にする
- 売却時のトラブル防止
- 建築計画の基準
- 将来の紛争予防
境界確定の種類
| 種類 | 内容 | 効力 |
|---|---|---|
| 民民境界 | 隣接する民有地との境界 | 当事者間 |
| 官民境界 | 道路など公有地との境界 | 公的効力 |
| 筆界確認 | 隣接地主と書面で確認 | 当事者間 |
| 筆界特定 | 法務局が筆界を特定 | 法的効力 |
境界確定の費用
測量費用の相場
| 測量の種類 | 費用目安 |
|---|---|
| 現況測量 | 10〜30万円 |
| 境界確定測量 | 30〜80万円 |
| 確定測量(官民含む) | 50〜100万円 |
費用に影響する要因
| 要因 | 費用上昇 | 費用抑制 |
|---|---|---|
| 土地の広さ | 広い | 狭い |
| 形状 | 複雑 | 整形 |
| 隣接地の数 | 多い | 少ない |
| 官民境界 | あり | なし |
| 立会いの難易度 | 困難 | 容易 |
費用の内訳
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 測量作業 | 15〜40万円 |
| 境界立会い | 5〜15万円 |
| 図面作成 | 5〜10万円 |
| 法務局申請 | 3〜5万円 |
| 交通費等 | 実費 |
境界確定の流れ
ステップ1:土地家屋調査士への依頼
土地家屋調査士に境界確定測量を依頼します。
探し方
- 不動産会社からの紹介
- 土地家屋調査士会
- インターネット検索
ステップ2:資料収集
既存の資料を収集します。
収集する資料
- 登記簿謄本
- 公図
- 地積測量図(あれば)
- 過去の測量図
ステップ3:現地測量
土地家屋調査士が現地を測量します。
ステップ4:官民境界の確認
道路など公有地との境界を確認します。
確認先
- 市区町村の道路管理課
- 都道府県の道路管理課
- 国道事務所
ステップ5:民民境界の立会い
隣接地主と境界を確認します。
立会いの内容
- 境界点の確認
- 境界標の設置
- 筆界確認書への署名
ステップ6:図面作成・登記
地積測量図を作成し、法務局に登記します。
隣接地主との調整
立会いの依頼方法
依頼のポイント
- 丁寧に説明
- 日程を調整
- 土地家屋調査士から連絡
同意が得られない場合
隣接地主の同意が得られない場合、以下の対応があります。
対応1:再度の交渉 時間をおいて再度お願いする
対応2:第三者の介入 土地家屋調査士や弁護士に仲介を依頼
対応3:筆界特定制度 法務局に筆界特定を申し立て
筆界特定制度
法務局が筆界を特定する制度です。
メリット
- 隣接地主の同意不要
- 法的効力がある
- 裁判より簡易
デメリット
- 費用がかかる(10〜30万円)
- 時間がかかる(6ヶ月〜1年)
- 希望通りにならない場合も
境界確定の必要性
境界確定が必要なケース
必要性が高いケース
- 住宅ローンを利用する売却
- 分筆して売却
- 建築確認申請
- 相続税の計算
必要性が低いケース
- 買取業者への売却
- 概算面積での売買
- 現況のまま売却
費用対効果の判断
境界確定の費用対効果を計算しましょう。
計算例
境界確定費用:50万円
境界確定後の売却価格:2,000万円
境界未確定での売却価格:1,900万円
費用対効果 = 2,000 − 1,900 − 50 = 50万円
→ 境界確定した方が有利
境界標について
境界標の種類
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| コンクリート杭 | 一般的、耐久性あり |
| 金属プレート | コンクリートに埋込 |
| 金属鋲 | アスファルトに設置 |
| 木杭 | 仮の境界標 |
境界標がない場合
境界標がない場合、境界確定測量が必要です。
費用
- 境界標の設置:1本あたり3,000〜5,000円
- 測量費用に含まれる場合も
まとめ
境界確定の費用と方法についてまとめます。
測量費用の相場
- 現況測量:10〜30万円
- 境界確定測量:30〜80万円
- 確定測量(官民含む):50〜100万円
境界確定の流れ
- 土地家屋調査士への依頼
- 資料収集
- 現地測量
- 官民境界の確認
- 民民境界の立会い
- 図面作成・登記
隣接地主の同意が得られない場合
- 再度の交渉
- 筆界特定制度
- 境界未確定のまま売却
当サービスでは、境界未確定の土地の買取に対応しています。境界確定なしで売却したい方は、お気軽にご相談ください。